映画:スポットライト

土曜日<自宅>TSUTAYA DISCUS

★★★★★ 評価:ググッときた

うっすらと予告編を覚えていたくらい。新作一覧から思い出して。

新聞記者が巨悪と戦う。これだけで嫌いじゃない。権力サイドが過激に嫌がらせをすることもないし、ガッツポーズで一躍ヒーローになるわけでもない。明確な悪があるのに、あって欲しくない見たくないという自分なりの善意で、目をつむってこなかったか、一人ずつが自分に問いかけ、それが広がっていく。地味な展開に自然と今の現実を想ってラストに向かって深く感動した。

仕事に向き合い、その先に人生や世界と対峙する、背筋が伸びる